基本的に備忘録

あれこれ

信長の野望20XX - 随分遠くに来てしまった感

 先日、20XXのwikiで武将別特性例のページを久しぶりに覗いてみましたら、201X時代の構成例が残っていました。懐かしくなって、今度はボスアタッカー一覧のページを覗いてみましたら今では援軍で見なくなったり自分自身が使わなくなった武将の名前が載っていてやっぱり懐かしくなりました。

 これらを見ていて、wikiのこのページが作成された当時と比べると色々な面で現在は随分と遠くにきてしまったなぁと感じました。

・ステータス

 振り返ってみると自分が始めた頃はLv.90にして特性を揃えたら完成で、まぁ後はアナザークリアの○○家+5%くらいでした。

それから、

・開眼

・突破練士の登場

・大開眼

・霊護の儀

・☆5昇格

と武将の能力を上昇させることができる機能が色々と実装されていきました。

ちょろっと調べてみると、攻撃の初期ステータスが1000の☆4武将が、

Lv.80・甲Ⅳで12200であるのに対して、

Lv.100・50%・甲Ⅴ・霊素+10・所属ボーナス+7%だと、24251まで上昇するみたいです。

攻撃力+3000の武器を持たせたとして、

27251 / 15200 = 1.792828947368421...

おおよそ80%も上昇させることができるようになりました。

かなり苦難の道ではありますが、現在では☆に5昇格できる武将もいるので、☆5にして開眼を進めていくと更にステータスを伸ばすことができます。

 ボスアタッカーページの比較基準がLv.80だったのでその値と比較しました。実際はLv.90、所属ボーナス+5%くらいはできましたし、自分にはLv.100 / 50%まで育て上げるのはかなり手間がかかります。なので、この80%増という数字自体は誇張気味な数字ではあると思いますが、それでも開眼やLv.100などで随分と上昇させることができるようになったという感想には変わりありません。

 

・スキル

 ボスアタッカー一覧のページに載っている武将の面々も懐かしくなりました。援軍の本陽院強いなーと思いながら良く借りていましたが、最近は見なくなりました。

 ボスアタッカー一覧のページに載っているアタッカーを見ると〇列1体に攻撃するスキルの武将が多い印象を受けます。最近では、明智光秀前田慶次などといった雑魚処理ができつつボスも対応できるようなアタッカーが主流なように思います。そう考えるとスキルも随分と変わったように思いました。

 

・特性

 特性の数が増えるとそれだけ特性の組み合わせが増えますので、バリエーションは多岐に渡るようになりました。

また、単純に最初は3つだったのが開眼特性を含めると選ぶのが5つになりました。

 武器や防具の種類も増えたので、付け替えが容易な特性のような扱いになったと感じます。

 

 他にも兵器に特殊効果を付与することができるようになったり、軍神が実装されたり職業相性が導入されたりと色々なアップデートがありました。

 少しずつ実装されたので、今まであまり気にしていませんでしたが、こうやって比較すると当時と今だと随分と違うように思います。

 総じて新しい機能が実装される度に武将は強化されますし、今まで使っていた武将に新たな伸びしろができるので、基本的には肯定的に捉えていました。

 ただ、既存のプレイヤーを飽きさせないために新しい機能を実装することで、より多様な遊び方ができるようになった反面、実装する度にゲームシステム自体は複雑になっているように今回思いました。新しい機能が少しずつ実装されている昔からやっている人と今から20XXを始めた人とは受け取り方が異なるかもしれません。

 20XXはもう4年以上プレイしていることになりますが、コンシューマーゲームでこんなに長い間プレイしたゲームはありません。ポケモンドラクエなどのシリーズは数年毎に新作が出ます。プレイヤーは新作が出ることでまた心機一転プレイし始めて、結果として1つのシリーズが長く愛されているように思います。

 ソーシャルゲームにとってのアップデートというのはコンシューマーゲームにとっての新作を出す行為のようなものなのかもしれないと思いました。ただ、コンシューマーゲームの新作を出す行為は一度区切りがつくのに対して、ソーシャルゲームのアップデートは今までの状況が引き継がれ続けます。それ故にどんどん要素が増えていくんだなぁと思います。

 ソシャゲには往々にしてガチャというものがあります。基本的にはガチャを引いてキャラクターを入手する、身も蓋もない言い方をするとお金を出してキャラクターを買うシステムになっています。ガチャを引いた直後に、新作出すからサービス終了するわというのもプレイヤーの不満が爆発しそうですし、ソーシャルゲームは新たに新作を出すということは難しいのかもしれません。それに、同じキャラクターを使い続けることができたり、今まで築き上げたゲーム内の財産が無駄にならないということはアップデートの利点であると思います。

 201Xから20XXの移行はアップデートという形で行われました。移行にあたっての職業相性の導入は別記事で賞賛するようなことを書きました。あれは201Xのゲームシステムよりも20XXのシステムが優れているからというわけではなく今後もゲームが続いていくことを見越したときに201Xというゲームが抱えた問題を解消できていたように感じていたからあのように書きました。

 201Xのゲームバランスはとても素晴らしかったように思います。ただ、リリースしてから4年半で成熟してしまったように見受けられました。

 個人的には201X を完結させて、20XXは201Xのゲームシステムをベースとした新作アプリとして再スタートしても良かったです。まぁ先に書いたようにそんな簡単に別のアプリに移行はできないかもしれませんし、現在も201Xのシナリオが完結していないのを見るとそういった面でもなかなかできない理由があるかもしれません。

 

 どうも批判的な書き方になってしまって恐縮ですが、アップデートの度に楽しませていただいてましたので、基本的に否定的ではないです。

 1つ不満を挙げるとするならば、育成についてです。201Xでは数々のアップデートで武将の能力の天井が上がっていきました。今まで育てた武将をさらに強化することができることに良さを感じる反面、天井があがったことで他の武将を1から同じところまで育てるのがなかなか大変に感じます。開眼というシステムがなかったらもっと色んな武将を育てて使えたのではないかと考えることもあります。

 職業相性の導入によって、様々な武将が求められるようになったことや、20XX以降所々に感じる高難度ステージの高難度化(日本語難しい)等からこのペースで育成していたら今後の超高難度ステージは諦めるしかないかなーと感じるようになりました。

 これは書いていて気がついたことですが、レベルの上げやすさは201Xの初期から変わってないように思います。レベル上げは継承や開眼にも関係する育成の要のような要素だと思いますので、育成の天井が上がった分ちょっと楽にしてくれると嬉しいです。5階建ならまぁ最上階まで階段でも行けますが、改修工事で10階建てになったとすると、どこかでエスカレーターがほしいです。

 まぁでも育成の労力が低下することで、ゲーム寿命(飽きまでの時間)が短くなる等別の問題が発生するかもしれませんので、それが本当にいいのかと改めて考えるとはっきりとしないところがあります。

 

段々と何について書いているか分からなくなってきてしまいました。

読み返してみると、アップデートによって新要素が増えたことで数年前と比べて随分と遠いところに来たように感じただけのことをダラダラと書いていただけでした。シンプルだったものに内容をドンドン足していくことで、どんどん複雑になってしまう・・・うーん、どっかで聞いたことのある話です。